ルーラー系クライマーU1

ヒルクライム中心でロードバイクに乗る神奈川の20代。主に月間記録とレースレポート。

★富士山HC 総合5位★

 

U1です。

 

10月20日に出場した
「第1回富士山ヒルクライム
のレースレポートです。

※6月のMt.富士ヒルクライム富士スバルライン、本大会は富士山スカイライン(御殿場スタート)での開催

 

1時間21分26秒
総合5位(エントリー869人)
20~29歳3位(エントリー124人)
身長優勝

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6月のMt.富士ぶりに上出来と言える結果を残せました。


【前日まで】

○目標

嬬恋HC前はろくに練習が積めなかったので今度こそきっちり仕上げて気持ちよく2019シーズンを終えるべく、年代別入賞(6位)を目標にエントリーしました。本大会にはエキスパートクラスの設定はありません。また、完走メダル金色は確実に獲りたいものです。

金 1時間25分以内
銀 1時間40分以内
銅 1時間55分以内
青 2時間20分以内
緑 完走

 

○練習

屋外ローラーは残暑で量を稼ぐことが困難なため、20分走よりも5~10分走や30~60秒Hardのインターバルを繰り返すことが多くなりました。
体重は8月末の62kgから9月末には自然と60kgまで落ち、四肢の血管の見え方からも良い感じです。

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ただ、レース3週間前に充分絞れてしまうのは少し早すぎで、そこからの維持に苦労しました。

湘南国際村では6分20秒340~345Wで揃えてリピート出来るようになり、ピーク時の走力を取り戻せたと感じています。f:id:u1_19961224:20191022135606j:image
直近のCTL最高値は98、必要充分に乗り込めていると言って良いでしょう。

 

○前日

本大会は当日受付が可能かつ宿は御殿場駅目の前のTHE GOTEMBAKANなので、朝35分ローラーで刺激を入れ、お昼に出発というゆったりしたプランで動けました。

暇なので1年以上ぶりに車重を計ったのですが、サイコン込みのレース装備で7.5kgでした。
軽量化には無頓着なタイプとは言えクライマーのバイクという感じが無いのでちょっと悲しいです。

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お昼過ぎに御殿場駅近くで山菜そばを食べ、後はスーパーで買った海苔巻きや餅菓子の類いで炭水化物を補給しました。

 

【当日】

○レース前

03:00 起床(6時間20分睡眠)
朝食は栗饅頭やあんパン、エネモチ、パワージェル等です。

起床時心拍数41bpm、排泄も良好でした。体重は恐らく59.5~59.7kgあたりです。

 

04:45 会場入り&当日受付
会場は御殿場駅から7kmの富士山樹空の森です。
アップも兼ねて200~500wを適当に気持ちよく回して移動しました。

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同世代ライバルの筑波鳥人間ジョンさん

会場ではすっかり親しくなったお馴染みの面々と談笑しながらスタートを待ちます。

 

○レース本番

距離:27.1km 1653mUP
斜度:平均6.1% 最大13%
天候:曇り スタート15℃ フィニッシュ8℃

序盤8km平均7%強、中盤は軽い下りや平坦も含むアップダウン区間、終盤は12km平均8%の区間で構成されています。
特にラスト10km平均9%のつづら折りは難所と言えます。

 

06:30 スタート
強い人が集まっていた第1ウェーブの2組目に混ざって6kmのパレードランの後に計測開始です。
ネットタイム計測のため、レース中に自分の正確な順位は分かりません。

 

計測開始からMisakiさん、やこーさんが率いる320w以上で進む集団の5番手辺りで着いていきます。80分の長丁場を考えるとオーバーペースなのでタイミングを見計らいつつ、4km地点(15分)で離脱を決めました。
ジョンさんおおさわさんkamipackさんその他数名がまだ先頭の4人に食い付いているため、先に離脱するのは勇気が必要でしたが結果としては正解でした。

 

程なくして上記ライバル達を吸収して6人程の第2集団が形成されました。

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7~10km地点付近の緩斜面アップダウン区間では、体格にものを言わせて上り終えた瞬間に何発か400w以上の急加速をぶっぱなして集団のペースアップを図ります。最近強化してきた短時間パワーを試す絶好の機会でした。

 

少々荒く走りすぎて所々垂れかけましたが、チェーン落ちで合流したもりたさんが料金所前の下りを1人牽きしてくださり、集団のハイペースが続きます。

 

料金所を過ぎた15km地点(40分)で腹痛で私とkamipackさんが千切れ、3分も経たずに4人集団が視界から消えます。これは致命的かと思いましたが、その3分後再び踏めるようになってそこからラスト10km1人旅を覚悟します。1時間25分切りへのペースを考えてきはじの計算をしながら290w程を保ちます。

 

しかし、つづら折り区間で先程の3人集団(もりたさんは1人逃げ)が見えるようになり、その差は徐々に縮まっていきます。ペースも悪くなく、こうなると精神的にかなり優位です。

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残り5kmあたりで遂に捕捉、確実に逃げ切るため追い抜く際は380w以上出していました。前の組でスタートした選手を数名追い抜き、ネットタイム計測のアレは怖いので最後まで踏み切ってフィニッシュ。

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1時間21分
Ave291w(4.9w/kg弱) 19.9km/h
NP297w(5.0w/kg弱)
Max602w 47.0km/h

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※距離表示はパレード6.4km込み

 

○レース後

1時間ほど上でのんびりしてから長い長い下山を経て会場へ戻りました。本当に長いです。下山後に中指攣りました。f:id:u1_19961224:20191022135945j:image

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会場でふるまいの御殿場みくりやそばとパンを食べ、表彰していただいてから帰りました。


【まとめ】

今年最後のレースでなんとか結果を残せて良かったです。弱点の短時間高強度耐性の上昇も実感できました。しかしチャンピオンの1時間16分を始め上位とは地脚から違いすぎて大差を痛感するばかりです。f:id:u1_19961224:20191022140618j:image

コースの富士山スカイラインはダイナミックで走り応えがあるのでとても楽しいです。1週間前の大型台風の影響もあり大変な中、無事に開催してくださったツールドニッポンに感謝致します。

最後に、2019シーズンお世話になった皆様ありがとうございました。冬も地道に乗り続けるので今後も応援や練習よろしくお願いします。

 

では。

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○使用機材

フレーム:Dedacciai Strada NERISSIMO 
ホイール:GIANT SLR0(30mm) 
タイヤ:Michelin POWER COMPETITION(25c)
コンポ:shimano ULTEGRA R8000(52-36/11-28T)
パワーメーター:GIANT POWER PRO

ヘルメット:kabuto ZENARD
ウエア:champion system スキンスーツ(#BETHEBIKER)
インナー:PEARL IZUMI 秋冬用薄手
シューズ:shimano RC9
シューズカバー:Velotoze
グローブ:shimano 秋冬用薄手