U1です。
6月2日(日)、第20回Mt.富士ヒルクライムに出場しました。
■目標
↓過去のリザルト
- 2018年 63分33秒 年代別8位(19-29歳)
- 2019年 61分25秒 年代別3位(19-29歳)
- 2021年 65分36秒 選抜48位
- 2022年 64分58秒 選抜52位
- 2023年 61分09秒 選抜23位
昨年は「TCRに乗り換える前の2019年の自己ベストタイムを更新しておきたい(天候やレース展開があるので単純比較に意味は無いけど一応)」という思いがありましたが、今年はプラチナか否かということが重要であり自己ベストタイム更新かどうかはあまり気にしませんでした。とは言えゴールドは安定して取っておきたいですが。
■結果
- 61分26秒(グロスタイム)
- 主催者選抜クラス55位/126人完走
- 年齢別27歳4位
2年連続3度目の61分台前半。年齢別人類最速の座からは陥落し、ゴールドリングは5個目です。
■前日まで
○練習
CTLは年末の70から徐々に上げて、GWに一瞬急上昇させて最大90、大会前日に70となりました。一般的には落とし過ぎかもしれませんが、GW〜5/12横浜トライスロンでかなり負荷をかけたこともあり、5月下旬は数値よりも体感重視で過ごした結果です。
5/19(日)スバルライン試走、5/25(土)に湘南国際村5本、それぞれ5月のブログに記載していますが、試走は疲労から全く踏めず、湘南国際村でやっと調子を確認出来ました。
CTLや練習時間は昨年とほぼ変わりませんが、昨年は週6回(ローラー5、実走1)だったのを今年は週5回(ローラー3、実走2)としています。同じ負荷を毎日のように続けるよりも高負荷と回復を繰り返す方が強くなれそうですし、生活にメリハリが付けられて精神的な負担が減るので良いことだと感じています。
FTPは実走330wローラー310wです。
○食事
5月から脂質を控え目にしていきました。そこまで特別なことはしていません。実走の時は糖質大量摂取の為にマルトデキストリンを愛用しています。
○機材
昨年からの変更点は以下の通りです。
- クランク:R8000 52-36T 170mm→force22 50-34T 172.5mm
- ヘルメット:UTOPIA→PROTONE icon
- ワンピース:SUNVOLT半袖ノーマルパッド→長袖プレミアムパッド
- グローブ:GIANT通常タイプ→SUNVOLTエアロ
- レッグカバー:未着用→VELOTOZEエアロ
○前日
当日朝早いことに慣らす為、金曜日6時、土曜日5時起床としました(普段の平日は8時半)。お陰で当日スッキリ起きられました。
今年もNori-Pさんの車に乗せていただいて12時頃に受付、15時頃に宿(民宿丸富荘さん)へチェックインしました。夕食はいつも通りうどんや信玄餅等を食べ、21時半に就寝。
■当日
○レース前
03:30起床
いつものレースと同じく、おにぎりやマルトデキストリン等で必要充分なエネルギーを摂っておきます。ワンピースを着た後にトイレに行きたくなる現象を逆手に取って効率良く排泄軽量化を済ませられました。体重は61.5〜62.0kgあたりと思われます。
05:15宿出発→9km自走
05:45会場入り
曇り〜霧雨で13℃、風はほぼ無く、上の方は3〜4m/sの西風(平坦追い風)という悪くない条件になりました。イナーメオイルCXとレインジェルを全身に塗っておいたので、ワンピース1枚でも寒さは然程感じません。若干迷いましたがVELOTOZEシューズカバーは未着用としました。
エース、撮影ありがとうございます。ブロンズペーサー業務お疲れさまでした。
○レース中
06:30スタート
スタート位置は40番手あたり。天照なおしさんと雑談しながらパレード区間を過ぎ、コース右側からリアルスタート。
こちらもエース撮影ありがとうございます。
↓前半21分間
開幕直後の爆上げが無かったので、一瞬の隙を付いて先頭付近までジャンプしてそれ以降のペースアップと万が一の中切れに備える。料金所まで370wでやり過ごし、やはり料金所から金子選手など最強豪がペースアップ。どんどん追い抜かれるがそれを見越しての位置取りだったので無理のないペースを保って集団中頃に収まる。
わさびいぬおさんの車載動画9分あたりから
数人が逃げ、大集団は前も後ろも数十人いる状態で目立つ上げ下げはなく進んでいく。集団前方に黒いのに妙に目立つ山岳大隊長大島さんや派手フレームでシンプルに目立つまいぺーす堀井さんが見える(2人とも大柄だから分かりやすい)
一合目下駐車場まで3km9分半、一合目通過が15分弱、去年はこのあたりで先頭集団から千切れたが今年はまだ粘っていく。
19分地点、そろそろ中切れ等で集団が分断されやすいので、集団が一瞬緩んだ隙に右からスッとジャンプして10人以上位置を上げる。周りが緩んだタイミングであり自分が猛アタック仕掛けてる訳ではないので、特に目立つログにはなってない。
↓後半40分間
22分9km地点、まだ40人以上いる集団から千切れる。前も後ろも数人のグループに分かれており、やはり20分も経てば周りも限界を迎える模様。天照宮城さんとインフィニティ北川さんの2人組が数秒先にいるが追い付けず単走になりペースダウン。
29分11km地点、後続から声を掛けてくれたチャンタクさん集団が合流。EMU下川さん、中山さん、吉見さんの5人組となり、綺麗にローテーションしていく。たまにキツくてローテを飛ばす時がお互いにあったりしつつそのまま進む。
下川さんの車載動画34分あたりから
45分17km大沢駐車場手前で後続から10人くらいの集団が合流。クロモリミニベロ(今回は違うけど)の笹内さん、おきなわ等のロードレースとZwiftが主戦場?の池川さんの牽引がギリギリの所を粘るのにちょうど良い強度で心強い。
両腿裏を攣りそうな感じがあるので、着座位置を後ろにしたり、ダンシングを挟んだり、集団内の後ろに少し下がったり、繊細な走りが求められる。攣る気配が収まったら上記2名等に比べたら短いけど少しだけ前に出たりして、奥庭駐車場の直登は先頭笹内さんの直後で上り終えて平坦に入るベストな位置。
平坦は僅かに追い風で一気に加速し、暫く笹内さんが牽いてくれて、その後少し前に出てすぐに後続と交代。行ける人がどんどん出し切っていく感じ。敢えてローテではなく右端から単独アタックする人もいた。最後の急坂600mは1分半340wでフィニッシュ。
○レース後
五合目は晴れててたくさんの人達と話せて楽しかったです。
今年もGIANTブースの「あなたのGIANT、Liv見せてください」キャンペーンに伺いました。
タイヤのロゴとクランクの向きも丁寧に整えてくれて、良い感じに写真を撮っていただけるのがとてもありがたいです。2022年はTシャツ、2023年は頭に巻くやつ(ローラー乗る時いつも使ってる)とステッカー、今年はボトルとステッカーを頂けました。
■まとめ
○良かったこと
- 練習量やタイムが昨年とほぼ変わらずですが、先頭集団に昨年より7分長く残り、更に7分単独だった上での結果なので、内容としては成長しており少しずつプラチナへ近付けていると感じます。
- 集団の状況を見て一瞬のチャンスで前に位置取ることが2回出来ました。但し、1回目は最序盤での大集団分断は起きなかったこと、2回目はその3分後に単独千切れからの後続に吸収されたことから、結果的にはあまり意味の無い動きだったとも言えます。
- 金曜日から徐々に起床時間を早めたことで当日朝の目覚めが良かったです。
○良くなかったこと
- 単純にまだ地脚が足りていません。最低でもFTPをあと10wは上げる必要がありそうです。
- プラチナや60分台の人達が「プラチナトレインに生き残る為には二合目までとにかく耐えることが大切」「二合目以降から7倍くらいの上げ下げがキツくなった」と言っており、その二合目で千切れた私はまさにこれからというところで選抜のハードな勝負を体験出来ませんでした。
■おまけ
富士ヒルのリングの正しい使い方。
■使用機材
- フレーム:GIANT TCR ADVANCED SL RIM 2021(Mサイズ)
- ホイール:WINSPACE LUN HYPER R45
- タイヤ:Michelin POWER TT 25c
- チューブ:CYCLAMI TPU(前6.3/後6.5bar)
- コンポ:shimano ULTEGRA Di2 R8050(11-28T)
- クランク:SRAM Force22(50-34T 172.5mm)
- チェーン:CN-HG901
- オイル:EXLUB+ナノコロオイルスプレー
- ペダル/パワメ:Favero Assioma duo
- サドル:Fizik ARIONE R1
- ハンドル:MOST JAGUAR XFC AERO(400mm)
- ステム:GIANT CONTACT SL(140mm)
- サイコン:IGPSPORT IGS630
- ボトルケージ:CADEX(1個)
重量:6.9kg(体重計での差分計測)
- ヘルメット:KASK PROTONE icon(M)
- アイウェア:OAKLEY Jawbreaker
- ワンピース:SUNVOLT PROパフォーマンス長袖セパレートワンピース(L)
- グローブ:SUNVOLT エアログローブ(L)
- カーフガード:VELOTOZEエアロレッグスリーブ(L)
- ソックス:RxL TBK-300R(L)
- シューズ:DMT KRSL(42.5)