U1です。2026年6月7日(日)、第22回Mt.富士ヒルクライムに出場しました。

■目標
プラチナ(60分切り)
■結果
主催者選抜クラス男子 65位 60分57秒
年齢別29歳 4位


タイムは過去最速、順位は過去最低という結果になりました。
- 2026年 60分57秒 選抜65位
- 2025年 62分32秒 選抜50位
- 2024年 61分26秒 選抜55位
- 2023年 61分09秒 選抜23位
- 2022年 64分58秒 選抜52位
- 2021年 65分36秒 選抜48位
- 2019年 61分25秒 年代別3位(19-29歳)
- 2018年 63分33秒 年代別8位(19-29歳)
■前日まで
○長期的な練習
月間35〜40h付近if0.7台前半を目安とする中強度主体のスタイルに戻しました。月間50h付近if0.6台中盤を試した前回が大失敗だった為です。
- 10月:17h19m TSS890 if0.71
- 11月:33h10m TSS1738 if0.74
- 12月:35h13m TSS1834 if0.74
- 1月:35h58m TSS1896 if0.72
- 2月:34h08m TSS1813 IF0.72
- 3月:42h02m TSS2186 IF0.72
- 4月:39h28m TSS1990 IF0.71
- 5月:48h53m TSS2434 IF0.70
1週間のメニューは以下の通りで、これを3〜4週続けた後にレスト週的な感じで平日3日連続L2といった具合です。
- 月:フルレスト
- 火:ローラー L4 8分走
- 水:ローラー L2
- 木:ローラー クリスクロス
- 金:フルレスト
- 土:実走 中高強度(湘南国際村)
- 日:実走 低中強度(戸塚周回や産業道路)
※ローラー前に必ず腹筋30回×2(腰痛対策、エアロフォームの為にとても大切)
※1〜2週間に1回を目安にブルガリアンスクワット20回×2
※金土日は私用によりローラーに切り替えるなど変更多め
○5月の練習
GW頃からの仕上げの約1ヶ月、基本的なメニューは大きく変えませんでしたが、重要だと考えているポイントを記します。
- エアコン稼働:暑くなり始めるタイミングでまだ我慢などと考えず、本番想定で室温を下げてL4L5を叩き込んでレース強度に慣らします。これをやらないと、暑さで体感はキツくても実は脚への刺激不足になっててレースで踏めないという状況に陥るかと思います。
- L4一定ペース走:昨年は「選抜は上げ下げ激しいのでインターバル短め強度高めのクリスクロス」を週の最高強度ワークアウトとして取り組みましたが、これを止めます。入賞目標の人達はともかく、プラチナ目標だと何だかんだL4かL5でずっと踏まされる感じが続くので、8分走や3分走のワークアウトを最重要と位置付けます。クリスクロスも乳酸除去能力の為に取り組みはします。
- 筋トレ:ブルガリアンスクワットの頻度を週2回に増やしました。こちらは室温の件ほど効果に確証は持てませんが高負荷の刺激を叩き込む為に有効と考えます。
- 起床時間:月曜7時、火曜水曜6時、木曜金曜土曜5時、日曜3時と徐々に早起きに慣らします。
CTLは60台に長く滞在して5月に最大73、直前の月曜日からは強度維持して時間を半分弱まで減らして調子を整えていき、当日朝65になりました。
○食事
5月から揚げ物やラーメンなどを控えておにぎりや和菓子類を食べて63kg→61kg台前半まで落とすのと、EXTRA OXYDRIVEを4週間前から摂るのはいつも通りです。
今年は4月中旬から低脂肪牛乳を導入しました。1000mlあたり脂質30gの差で、普段3日で1パック飲んでるので1ヶ月で300gの減量が見込めます。
○機材
- インソール:RiCAM→SOLESTAR BLK2

- ボトルケージ:CADEX→CADEX Ultra Light
- トップキャップ:TCR純正→GIANT限定富士ヒルゴールド(2025)
- 空気圧:6.5bar→6.0bar
- クリート位置:少し前に移動(ケイデンスを上げやすくなります)
このTCRで6度目の富士ヒル、シューズ関連以外はほぼ変更なしと言えます。
○直前の週
水曜日朝のコーヒーを最後にカフェイン抜きを試してみました。木曜日は眠気と頭痛が酷かったですが、金曜日には眠気のみに収まりました。
今年もNori-Pさんの車に乗せていただいて11時頃に受付、吉田うどんを食べて富士山溶岩の湯 泉水の温泉に入り、15時過ぎに宿(丸富荘さん)へチェックイン。



この土曜日は朝から頭痛(カフェイン抜きの影響かは不明)で正直不安でしたが、チェックインしてのんびりしてたら解消しました。
夕食は17時頃にとろろそばとカステラなどを食べ、早めに翌日の準備と風呂を済ませて20時半頃に就寝。
■当日
○レース前
3:00起床
ぐっすり眠れて頭痛も無くスッキリでした。
朝食はおにぎり、カステラ、羊羹、ジェル、MAURTENドリンク等です。

排泄は大いに良好、体重はここ数日と同じく61kg台前半と思われます。いつも通りイナーメオイルCXを全身に塗りました。レインジェルは未使用としましたが、スタート前の肌寒さを振り返ると少し使っても良かったかもしれません。
会場までの9km自走でアップとします。
5:30会場入り
エスタロンモカを2錠(カフェイン200mg)飲みます。
既に選抜スタートエリアに数十人整列しており、自分は右寄りにバイクを置きました。前方が有利なのは勿論ですが、道が広がった瞬間にさっと前に上がりやすい為、右側であることも有利と考えます。
スタート地点は曇り15℃で無風、上もほぼ無風とのことで、かなりの好条件です。
○レース中
6:30スタート
先頭から4秒後方、コース右側からリアルスタート。料金所まで1分半360wでやや強め、それ以降は300wくらいで概ねいつも通りor若干速いかもな感じ。一合目下駐車場9分30秒。下記のペース表通り(去年は9分50秒)
ここの平坦がちょっとキツくて位置を下げる。嫌な流れを感じながら走っていると、一合目手前の12分頃に腹痛で失速して大集団から千切れる。260〜270wしか出せず絶望的な気分。3分くらいして腹痛が治まってきたらしばらく個人TTのつもりで淡々と踏んでいく。16分頃?にチャンタクさんを吸収して6人の集団に。
19分でビン牛乳さんを吸収。
youtu.be
動画の通り、恵まれた身体の柔軟性によるエアロフォームを武器に集団を積極的に引くことが出来て気分が良い。
二合目で23分半くらい、ペース表より30秒遅い。
(オールスポーツの写真を購入)


前方には数人の集団がいくつもあり、彼らを少しずつ吸収するべくペースを刻む。30分くらい(記憶が曖昧)でYuさん、続いて金田君を吸収。たまに先頭交代してもらうけど、引き続き自分がメインで集団を引っ張る。三合目手前の緩むとこで前の集団にブリッジを掛けた人がいたがついて行けなかった。
三合目で33分くらい、ペース表より1分遅い。この右カーブを先頭で抜けたとき喉の渇きに気付いてモルテンドリンク(朝から飲み続けて残り僅か)を一口。マウスリンス効果も意識したら効いた気がする。
しかし前の10人弱との差が少しずつ縮まってはいるもののなかなか追い付けない。数分引き続けて正直無理かと思ったところでYuさんが「ブリッジするぞ!!」と前に出てくれた。自分の牽引の長さと前方集団のペースの緩みから今しかないと判断してくれたとのこと。本レース最大の激アツ感謝ポイント。一瞬振り返ると金田君(たぶん)がブリッジ出来るかギリギリに見えたので何か叫んで付いてきてもらった。
無事にブリッジした直後、意外と休めずこの集団のペースが少し上がった様子。Yuさんの判断が無かったらまず間違いなく届かなかった。
この集団の5〜10番手あたりで進み、大沢の看板を44分40秒くらい。

59分ジャストのペース表から1分40秒遅れなので60分台かもということに気付く。序盤の失速と中盤の長時間牽引の割には自己ベストタイムになる可能性があることに少し困惑したが無風とブリッジ先の集団に助けられていると理解。
左脚のハムや尻が攣りそうな感じがあって決して楽でないが、このタイミングで合流した相手達は自分とかなり力が近いからそう簡単に千切れることは無いと考えて耐える。最近クリートを少し前に移動させたおかげでケイデンスを上げやすくなっていて攣り対策になる。
山岳スプリットを集団の中頃でやり過ごして奥庭に突入、アタックはしても意味が無いのでしないけど集団後方は中切れリスクもあるので若干踏み込んでジワジワと集団の前へ。ここで55分台後半、誰かが「何分くらいになりますか」と言ってたので「たぶん61」と回答。余程の風でなければ単純にラスト平坦以降は残り5分なので。

(どこだか分からない写真)
上り終えたタイミングで先頭に出てダンシングで加速。後ろは間違いなく付いてくるから気にせずブラケットエアロポジションで良い感じにペースを上げて進み、あとは無難にローテして3つ目のトンネル出たとこあたりからラストスパート。サイコンが60分台だったので61分切りを意識しての追い込みとなった。周りに数人いたけどゴールスプリント勝負という意識はなし。



※今年も何度かパワメ接続切れてる。走行中は奥庭手前あたりで一度気付いた。

※心拍はスタート地点で計測開始して約5分でリアルスタート、そこから約10分正常に起動せず。
○レース後
同集団でゴールした金田君と健闘を称えあった後、Yuさんとチャンタクさんと合流。ブリッジ以降2人の居場所が分からなかったけど、2人とも62分で0.1秒差ゴールスプリントという最高の展開で激アツでした。
GIANTオリジナルの富士ヒルトップキャップはゴールド2個目をいただきました。リムTCRには去年のを付けてあるので今回のはディスクTCRに付けます。


■まとめ
2023年の自己ベスト61分9秒以降、24年25年と徐々にタイムを落としていく状況から、この1年は少し焦りがありました。上記の通り月間ifなどの取り組み方を変えたので、結果が出て安心しています(天候やレース展開の影響もあるので数十秒〜1分くらいのタイム差がそのまま実力差という訳ではありませんが)
一合目を過ぎてから大沢手前までの約20分間が特にそうでしたが、自分が好タイムを出せる時あるあるのエアロフォームを今回も有効活用できました。同集団内で明らかに他選手より長くかつ無理をしないで先頭を引けました。自分が先頭の時、ペースアップなのか一定なのか分からないようなペースアップがあったとも聞きました。
身体の柔軟性や背の高さなど生まれつきの優位性もありますが、上記の通り腹筋は地道に取り組んでてこれのお陰で腰痛を起こさず前傾姿勢を取れてると思います(終盤はちょっと痛くなって余裕ある時に腰伸ばしたりしたけど)
8回目の富士ヒルでありこの界隈ではベテラン寄りかと思いますが、ピークアウトせず長期的に戦力を維持出来ているので楽しめています。

一方で最大の目標であるプラチナにはまたしても届かなかったことへの悔しさもあります。タラレバですが、61分付近トレインを積極的に引っ張れたなら、開始12分での腹痛が無ければ59分台トレインについて行けた可能性は充分にあると考えます。腹痛の原因ははっきりしてない(オーバーペース?補給?その他?)ので、この先いろいろ調べて対策します。
ただ、僅か12秒の更新ではあるのものの初の60分台ということで、プラチナは決して不可能とか別格な世界とかではなく現実的な目標だと感じやすくなりました。甘く見てるつもりは全くありませんが、毎年跳ね返されている内にプラチナをあまりにも格上の存在と捉えてしまい、であれば届かなくても仕方ないと諦めてしまうマイナス思考になってしまっては良くないので。
■使用機材
- フレーム:GIANT TCR ADVANCED SL RIM 2021(Mサイズ)
- ホイール:WINSPACE LUN HYPER R45
- タイヤ:Michelin POWER TT 25c
- チューブ:CYCLAMI TPU(前6.0/後6.0bar)
- コンポ:shimano ULTEGRA Di2 R8050
- クランク:SRAM Force22(50-34T 172.5mm)
- スプロケ:ZTTO GEN3(11-28T)
- チェーン:CN-HG901
- オイル:EXLUB+ナノコロオイルスプレー
- ペダル/パワメ:Favero Assioma duo
- サドル:Fizik ARIONE R1
- ハンドル:MOST JAGUAR XFC AERO(400mm)
- ステム:GIANT CONTACT SL(140mm)
- サイコン:IGPSPORT IGS630
- ボトルケージ:CADEX Ultra Light(1個)
重量:6.83kg(2025年の計測値。ボトルケージ2g減以外に変更なし)

- ヘルメット:KASK PROTONE icon(M)
- アイウェア:OAKLEY Jawbreaker
- ワンピース:SUNVOLT PROパフォーマンス長袖セパレートワンピース(L)
- グローブ:SUNVOLT エアログローブ(L)
- カーフガード:VELOTOZEエアロレッグスリーブ(L)
- ソックス:RxL TBK-300R(L)
- シューズ:DMT KRSL(42.5)
- インソール:SOLESTAR BLK2(43)
■目安タイム
- 3.5km 一合目下 9分30秒(22.1km/h
- 6.5km 右カーブ 16分30秒(23.6km/h
- 9.0km 二合目 23分00秒(23.5km/h
- 12.8km 三合目 32分00秒(24.0km/h
- 15.0km 38分00秒(23.7km/h
- 17.0km 大沢看板 43分00秒(23.7km/h
- 19.0km Split入口 48分00秒(23.8km/h
- 21.5km 奥庭看板 54分00秒(23.9km/h
- 24.0km ゴール 59分00秒(24.4km/h
※2025年大会前にYouTubeで複数の車載動画を参考にして作成