ルーラー系クライマーU1

ヒルクライム中心でロードバイクに乗る神奈川の20代。主に月間記録とレースレポート。

★箱根HC 年代別3位★

 

U1です。

10月4日開催の「箱根ヒルクライム2020」に出場しました。
WALKRIDE様には感染症対策に尽力の上開催していただきありがとうございました。

 

 

▼リザルト

男子18-29歳 3位/完走70人
44分05秒(トップ差1分06秒)

※チャンピオンクラス11位相当タイム

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昨年のMt.富士HC、富士山HCに続き今回も年代別3位となりました。

 

▼目標

初出場ですが42分台で年代別優勝としました。
タイムはヒルクラ計算機での試算から、順位は例年の男子18-29優勝が44分台の為です。

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今年出場するヒルクライムは箱根のみ、更にTCRのデビュー戦なので、高いモチベーションで臨みました。

 

▼準備

◇8~9月

冬から7月迄は月20~35h、600~1000km、CTL60~70強と量を稼いでいませんでしたが、8月から切り替えて仕上げていきました。

8月:25回 49h 1400km TSS2800
9月:27回 37h 1110km TSS2520

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9月は雨で予定より量が減ってCTL最高値は84、高くはありませんが下記の通り脚は仕上がりました。

 

8月末に湘南国際村5本平均6分9秒354w/60.8kgで自己ベストを約10秒更新、9月末に6分10秒353w/60.0kgと、思いの外早く上がった調子をキープしてきました。

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減量は2週間前まで気にせず、回復の為に糖質と水分をしっかり摂ることを重視しました。
直前数日間は朝食後59kg台後半で上出来です。

 

◇前日

朝ローラーで刺激入れ、戸塚駅から輪行で受付を済ませ、東横イン小田原に宿泊しました。

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根府川駅でマイクと合流して受付会場ヒルトン小田原まで2km自走でしたが、とんでもない坂が待ち受けていました笑

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昼食と夕食はあんパン、みたらし団子、蕎麦等の炭水化物中心で、空腹感と相談しながら夜までチビチビ摂るというスタイルが定着しています。

僅かな水分を絞る感覚で入浴して汗をかき、マッサージをして、22時頃に就寝しました。

 

◇当日朝

6:30 起床

自然覚醒で気分は良好、意味があるか分かりませんが再び絞るべく風呂へ入りました。
体重は直近数日の59kg台後半とほぼ変わらないと思うので、59.7kgとしておきます。

 

8:30 チェックアウト
9:00 スタート会場到着

アップは箱根旧道で、350~400w出しても違和感など無く絶好調と言って良い状態です。

 

▼レース

距離:13.8km
斜度:7.2%
天候:曇り 約20℃

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普段は自動車専用の箱根ターンパイクを上ります。

前半11km8%超、ラスト3km2%(8%の上り含むアップダウン)で、ラスト以外ドラフティング効果はほぼありません。

平坦や下りとスプリントが弱い私は11km地点までに独走に持ち込むことが求められます。

望ましい走り方は、11km8%を320~330wで約37分からのラストで出しきることでしょう。

 

◇スタート

10:40 男子18-29歳スタート(ネットタイム
最初から10%の坂があり、先頭集団10番手あたりに位置取ります。

先頭集団は350w(6倍弱)で進みますが、5分もすれば落ち着くだろうと一先ず様子見。 

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写真は海さんから、ありがとうございます。

 

しかし350w付近から一向に緩まる気配を見せず、

「このペース不味いでしょ?でも周り10人くらい居て1人で千切れるの怖いからもう少し粘ってみる?」

と迷っている内に345w(5.8倍)で12分経ってしまいました。

この辺りから私を含む先頭集団が各々のタイミングで徐々にペースを維持出来ずバラバラになり始めます。

 

◇中盤

優勝と2位の方が2人抜け、私が3番手、すぐ後ろに4位の海さんの順で進みます。

20分経過で327w、あとは320~325wを保って帳尻合わせたいところですが、序盤のオーバーペースが祟り300wしか出ません。

時既に遅し、完全にやらかしました。

途中で2位の方と合流するものの、残り4kmあたりで再び離されてしまいました。

 

◇終盤

ラスト3kmのアップダウン区間はひたすらもがいてMax57km/h出ていました。
フィニッシュ直前の緩い右コーナーで43分50秒台、何とか43分台と思い踏み抜きましたが44分5秒でフィニッシュ。

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写真はこちらの方から、ありがとうございます。

 

◇手元計測データ

44分4秒
AP307w(5.14倍)
NP313w(5.24倍)
84rpm

 

▼まとめ

振り返るほどに序盤12分345w5.8倍が愚かな行為だったと悔やまれます。
先頭集団に10人も居たとは言え、作戦を徹底出来なかった意思の弱さが最大の敗因です。

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グラフで見れば明らかに崩れた悪い走り方、何の為のパワーメーターだとしか言えません。

勝ち目もあったレースで雑に走ってしまい非常に勿体ないことをしたと思います。

 

逆に良かったことは、低いCTLでもピーク登坂力を上げられたこと、調整手段が確立、安定化されてきたことでしょうか。

 

今年唯一のヒルクライム大会は不完全燃焼となりましたが、来年こそ一皮剥けるべく地脚の強化やレースへの適応を改善していきます。


一方遠征としては何度も練習したマイクと一緒でとても楽しかったです。初ヒルクラでシングルリザルト、学生トライアスロンで活躍した頃から更に伸びてて流石でした。

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ヒルクラ界隈の知人とも久々に会えて良かったです。

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下山後は反省会にしては上等な物を食べて締めました。
祝勝会だったら寿司も追加でした笑

 


では。

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▼使用機材

フレーム:GIANT TCR ADVANCED SL RIM 2021
ホイール:GIANT SLR0(30mm)
タイヤ:Michelin POWER COMPETITION(25c)
コンポ:shimano ULTEGRA R8000(52-36/11-28T)
パワーメーター:GIANT POWER PRO
ヘルメット:kabuto ZENARD-EX
アイウェア:OAKLEY Jawbreaker
ウエア:champion system スキンスーツ(#BETHEBIKER)
ソックス:RxL TBK-300R
バイクシューズ:shimano RC9